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<feed version="0.3" xml:lang="ja" xmlns="http://purl.org/atom/ns#" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"><title>銀幕浪漫</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://ginmaku.shumijin.net/" /><modified>2006-05-25T20:49:43+09:00</modified><tagline>浪漫派映画レビュー。</tagline><generator url="http://jugem.cc/">JUGEM</generator><entry><title>友は風の彼方に</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://ginmaku.shumijin.net/?eid=415388" /><id>http://ginmaku.shumijin.net/?eid=415388</id><issued>2006-02-06T21:05:57+09:00</issued><modified>2006-02-06T12:05:57Z</modified><created>2006-02-06T12:05:57Z</created><summary>さて質問です。パクリって悪いことだと思いますか？　僕は以前にも、書きましたけどパクリに関しては、かなり寛大です。そんなわけで、今回はかのクエンティン・タランティーノがあからさまにパクったことで一躍有名になった香港映画『友は風の彼方に』を紹介しましょう。...</summary><author><name>ヤグチカイリ</name></author><dc:subject>タ行</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[さて質問です。パクリって悪いことだと思いますか？　僕は以前にも、書きましたけどパクリに関しては、かなり寛大です。そんなわけで、今回はかのクエンティン・タランティーノがあからさまにパクったことで一躍有名になった香港映画『友は風の彼方に』を紹介しましょう。 <br />
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多発する強盗事件の解決の為に、潜入捜査官のチャウ（チョウ・ユンファ）は強盗団に接触を図る。極秘任務の為、警察からは追われ、婚約者との結婚も犠牲にしながらも、チャウは強盗団への潜入に成功する。やがて、強盗団のメンバーの一人・フー（ダニー・リー）との間に友情が生まれ、チャウは友情と任務の狭間で葛藤することになる……香港映画ではわりとポピュラーな潜入捜査官をテーマにした作品です。 <br />
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この映画はタランティーノの初監督作『レザボア・ドッグス』の登場によって、一躍有名になりました。彼がこの作品に影響を受けて『レザボア・ドッグス』を制作したのはあまりに有名な話です。今回、改めて見直してみると、確かにそっくりな場面が連発です。特に後半の宝石店に強盗に入って、倉庫に逃げ込むくだりなんかは、かなり控え目に言っても「完全にパクってるやろ！」ってくらいにソックリです。<br />
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まあ、タランティーノ自身もパクったことを認めた上で「『友は風の彼方に』は大好きな作品」と言ってるんで、別にそれについてどうこう言うつもりはありません。でも、両者の違いに興味のある方は、見比べてみるのも面白いと思います。 <br />
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この作品の場合、主人公のチャウが潜入捜査官というのは最初から分かってるので『レザボア・ドッグス』みたく「誰が裏切り者か？」っていうサスペンスはないわけです。その代わりに潜入捜査官の苦悩や葛藤の部分が、より深く掘り下げられているので、友情のドラマとしてはこっちの方が出来が良いですね。香港ノワールの佳作ってとこでしょう。<br />
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DATA-----------------------------------------------<br />
友は風の彼方に　（1987/香港） <br />
監督：リンゴ・ラム <br />
脚本：トニー・シャム <br />
出演：チョウ・ユンファ、ダニー・リー、スン・イェー <br />
　　　ン・カーライ、ロイ・チョン　他<br />
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<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=syumijinotw-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B00005FXI7&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>]]></content></entry><entry><title>イノセンス</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://ginmaku.shumijin.net/?eid=413199" /><id>http://ginmaku.shumijin.net/?eid=413199</id><issued>2006-02-03T23:33:32+09:00</issued><modified>2006-02-03T14:33:32Z</modified><created>2006-02-03T14:33:32Z</created><summary>蝶になった夢を見た。自分は夢で蝶になったのか、それとも蝶が人間になった夢を見ているのか……所謂、荘子の「胡蝶の夢」という話です。そんなわけで今日は押井守の最新作『イノセンス』を紹介します。 

西暦2032年。人とサイボーグとロボットが共存する近未来。愛玩用ア...</summary><author><name>ヤグチカイリ</name></author><dc:subject>ア行</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[蝶になった夢を見た。自分は夢で蝶になったのか、それとも蝶が人間になった夢を見ているのか……所謂、荘子の「胡蝶の夢」という話です。そんなわけで今日は押井守の最新作『イノセンス』を紹介します。 <br />
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西暦2032年。人とサイボーグとロボットが共存する近未来。愛玩用アンドロイドの原因不明の暴走事件が発生する。公安九課のバトーとトグサは事件を引き起こしている愛玩用アンドロイドの開発メーカー「ロクス・ソルス社」を捜査することになる……というのがこの作品のストーリーです。<br />
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一応、『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の続編ということになっていますが、前作を見ていなくても多分問題ないです。と言うよりも、そんなこととは無関係なほどに本作は難解です。身体を機械化しコンピュータ・ネットワークに脳を直結することが一般化した無国籍で猥雑な世界を舞台に、押井守が観客に突きつけるのは「自己の存在そのものへの疑問」という人間が抱える根源的なテーマです。 <br />
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今生きている自分は、果たして本当にそこに存在しているのか？　それは冒頭にも書いたんですけど荘子の「胡蝶の夢」なんかとも共通する古来からあるテーマです。こう書くと小難しそうに思えますが、実際にはそれ以上に難解です。前作『攻殻機動隊』の敬虔なフォロワーである『マトリックス』なんかも同様のテーマを描きますが、本作はそれを遥か後方に置き去りですね。 <br />
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人間と人形の間には本当に違いはあるのか？　貴方の中にはその答えがありますか？　正直言って映画を見終えて、これほど「怖い」と思ったことはなかったかも知れません。決して露骨な恐怖描写があるわけでもないのですが、この作品が投げかける「存在への疑問」は考えれば考えるほどに、「怖い」です。<br />
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最先端の映像技術が描き出す哲学的な世界。アニメが子供やおたくの所有物だったのは遠い昔の話ですが、本作の間口はとてつもなく狭いです。<br />
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DATA-----------------------------------------------<br />
イノセンス　（2004/日本）<br />
監督・脚本：押井守 <br />
原作：士郎正宗 <br />
出演（声）：大塚明夫、山寺宏一、田中敦子、榊原良子<br />
　　　　　　竹中直人　他<br />
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プレーオフ進出を目前にして、年俸UPを求めた選手たちがストに突入した"ワシントン・センチネルズ"。コーチに就任したジミー（ジーン・ハックマン）は、代理選手を集めてプレーオフ進出を賭けた残り４戦を戦うことになる。集められた代理選手は一癖も二癖もあるメンバーばかり、その中にはかつてカレッジフットボールの花形選手として活躍しながら、土壇場での精神的弱さから引退していたファルコ（キアヌ・リーヴス）の姿もあった。そして、寄せ集めの即席チームの戦いが始まる……タイトルの『リプレイスメント』は代理選手のことです。1987年に実際にNFLでストが敢行され代理選手でシリーズが続行されたことがありました。その事件がこの映画のヒントになっているそうですが、ストーリー的にはハッキリ言って、かの名作『メジャーリーグ』の舞台をアメフトに移しただけです。でも、やっぱり人生の落ちこぼれたちが、起死回生のチャンスに賭けていく王道スポーツドラマは手に汗握ってしまいます。 <br />
<br />
アメフトってスポーツは専門職のスポーツです。投げる。蹴る。走る。タックル。キャッチ……何か一つスペシャルな能力があれば他はなくても良い。一芸に秀でた選手が活躍しやすいスポーツなんですね。そういう意味では、野球をテーマにした『メジャーリーグ』よりも、寄せ集めの即席チームが活躍する物語はアメフト向きかも知れません。<br />
<br />
もう一つ『メジャーリーグ』との違いを指摘すると、この作品に登場する代理選手たちはあくまで正規の選手の代理なわけです。ストが終われば、また元の生活が待っている。たった４試合だけの檜舞台に全てを賭ける選手たちは、果てしなく熱いです。オススメです。<br />
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DATA-----------------------------------------------<br />
リプレイスメント　（2000/アメリカ） <br />
監督：ハワード・ドイッチ <br />
脚本：ヴィンス・マケウィン <br />
出演：キアヌ・リーヴス、ジーン・ハックマン <br />
　　　ブルック・ラングトン、オーランド・ジョーンズ <br />
　　　ジョン・マデン、パット・サマーオール　他<br />
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<br />
失恋と母の入院という最悪な形で幕を開ける聡夏（田中麗奈）の17歳の春休み。母・志津枝（原田美枝子）が大切にしていたオルゴールを開くと、24年前に母が書いたラブレターと一枚の写真が入っていた。写真に写っていたのは若い頃の母と父ではない男。ラブレターの宛名は"藤木真一郎"。聡夏は母が24年前に果たすことの出来なかった約束を叶えるべく、写真の男を捜し始める……というのが、冒頭のストーリーです。母の24年前の恋の話を縦糸に、それを通して聡夏が「家族」を見つめ直していく姿が、丁寧に描かれています。 <br />
<br />
見てる最中は、確かに良い映画だとは思ってたんですけど、それほど感動したってことはなかったんです。でも、最後まで見て、一息ついて、ビデオ巻き戻して……ふと気がつくと、僕は涙を流してました。何というか、後からジワジワと感動する感じです。登場人物も必要以上に主張してないし、シナリオだって決して派手な展開はしません。でも、一つ一つのシークエンスや、ストーリーが展開していくプロセスを丁寧に丁寧に描いてるから、トータルで作品を見ると、ラストシーンが際立って感動的に映りました。 <br />
<br />
田中麗奈の映画って実は初めて見たんですけど、彼女ってちょっと不思議ですね。とびっきりの美少女ってわけではないと僕は思うんですけど、画面の中の彼女は最高に魅力的です。危うくヒロスエから乗り換えそうになりました。<br />
<br />
<br />
DATA-----------------------------------------------<br />
はつ恋　（1999/日本） <br />
監督：篠原哲雄 <br />
脚本：長澤雅彦 <br />
出演：田中麗奈、原田美枝子、平田満、仁科克基、佐藤允 <br />
　　　真田広之　他<br />
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<br />
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<br />
ある殺人事件の犯行現場を目撃してしまった小学校教師のミシェル（クリスティ・チョン）は、その日から殺し屋に命を狙われ始める。ミシェルの恋人で大富豪のソンは金の力に物を言わせて、中国政府に依頼し、腕利きのＳＰ・フイ（ジェット・リー）をミシェルの元に派遣させる……というところから、物語が始まります。<br />
<br />
よく「ケビン・コスナーの『ボディガード』へのオマージュに溢れる作品」とか書いてるレビューを目にしますけど、オマージュなんてもんじゃないですね。誰が見たって『ボディガード』のパクリです。僕はパクリそのものが悪いとは思いません。本物以上のフェイクを作り出せるなら、パクリも大いに結構でしょう。この映画の場合、少なくとも主人公のアクションに関しては、圧倒的にオリジナルより上に行ってます。まあ、ジェット・リーと比べられたら、大抵の俳優はアクションでは太刀打ち出来ないでしょうけどね。 <br />
<br />
そして、何より特筆したいのは、この映画の主人公のフイは、徹底的にストイックです。何度か命を助けられるうちにＳＰと依頼者の関係を越えてヒロインが主人公に惹かれて行くとこまでは『ボディガード』と同じなんですけど、この映画の主人公フイは、ミシェルに惹かれながらも、あくまで一線を踏み越えずに、踏み止まろうとします。多分、ホントのプロはこうあるべきだと思うんですよね。フイがＳＰとしての自分と、一人の男としての自分の狭間で葛藤する姿をジェット・リーが絶妙に演じます。こういう役はハマリますね。 <br />
<br />
現時点ではジェット・リー主演の現代物では、最高の出来だと思います。本家『ボディガード』と見比べてみるのも一興ではないでしょうか？<br />
<br />
<br />
DATA-----------------------------------------------<br />
ターゲットブルー　（1993/香港） <br />
監督：コーリー・ユン <br />
脚本：ゴードン・チャン、チャン・キンチョン <br />
出演：ジェット・リー、クリスティ・チョン <br />
　　　ケント・チェン、イー・シン　他<br />
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<br />
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19世紀末のロンドン。ファントムを名乗る怪人に率いられ、超近代兵器によって武装した謎の組織が世界平和会議の妨害を目論ん...</summary><author><name>ヤグチカイリ</name></author><dc:subject>ラ行</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[昔から本来は別々の物語に登場するキャラクター同士が共演する話っていうのは人気があります。『リーグ・オブ・レジェンド』はそんな映画です。 <br />
<br />
19世紀末のロンドン。ファントムを名乗る怪人に率いられ、超近代兵器によって武装した謎の組織が世界平和会議の妨害を目論んで暗躍し始める。これに対抗すべく英国政府は超人紳士同盟の結成に動き始める……悪の組織と超人紳士同盟の対決を描くヒーロー・アクションです。原作は鬼才アラン・ムーアのコミックですが、登場するキャラクターは有名小説の登場人物ばかりです。<br />
<br />
それでは、我らが超人紳士同盟のメンバーを紹介しましょう。リーダーは『キング・ソロモンの秘宝』の冒険家アラン・クォーターメイン（ショーン・コネリー）、『海底２万マイル』に登場する科学者ネモ船長（ナサーラディン・シャー）、『吸血鬼ドラキュラ』に登場する女吸血鬼のミナ・ハーカー（ペータ・ウィルソン）、『透明人間』にして泥棒紳士ロドニー・スキナー（トニー・カラン）、『ドリアン・グレイの肖像』の主人公で不老不死の肉体を持つ背徳の美青年ドリアン・グレイ（スチュアート・タウンゼント）、『ジキル博士とハイド氏』の主人公で自分の中の怪物に悩まされるヘンリー・ジキル（ジェイソン・フレミング）、そして、飛び入り参加するアメリカ諜報部の腕利きスパイはなんと大人になった『トム・ソーヤーの冒険』のトム・ソーヤー（シェーン・ウェスト）です。この７人が超人紳士同盟のメンバーです。 <br />
<br />
さて、19世紀のロンドンと言えば超人紳士同盟のメンバー以上の大物が一人います。そう、皆さんご存知の名探偵シャーロック・ホームズです。残念ながら彼自身は登場しませんが、彼に縁の深いある人物が重要な役で登場してました。さて、それは一体誰でしょう？　正解は……映画を見てのお楽しみ。 <br />
<br />
作品の感想としては「金のかかったＢ級映画」って感じです。かなり大味な展開で粗も目立ちますけど、僕はこういう映画は嫌いじゃないですね。<br />
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DATA-----------------------------------------------<br />
リーグ・オブ・レジェンド　時空を超えた戦い　（2003/アメリカ） <br />
監督：スティーブン・ノリントン <br />
原作：アラン・ムーア、ケビン・オニール <br />
脚本：ジェームズ・デイル・ロビンソン <br />
出演：ショーン・コネリー、ナサーラディン・シャー <br />
　　　ペータ・ウィルソン、トニー・カラン <br />
　　　スチュアート・タウンゼント、シェーン・ウェスト <br />
　　　ジェイソン・フレミング　他<br />
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<br />
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<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=syumijinotw-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B000BX4ALQ&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>]]></content></entry><entry><title>THE 有頂天ホテル</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://ginmaku.shumijin.net/?eid=405576" /><id>http://ginmaku.shumijin.net/?eid=405576</id><issued>2006-01-24T21:36:20+09:00</issued><modified>2006-01-24T12:38:00Z</modified><created>2006-01-24T12:36:20Z</created><summary>一昨年の大河ドラマ『新選組！』を見て、僕は改めて三谷幸喜という人の作る物語の面白さに気付いたわけなんですけど、さて映画はどうなんだろうか？　監督としての三谷幸喜という人はどうなんだろうか？　そんな気持ちでこの『THE 有頂天ホテル』を見たわけです。

物語の舞...</summary><author><name>ヤグチカイリ</name></author><dc:subject>ア行</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[一昨年の大河ドラマ『新選組！』を見て、僕は改めて三谷幸喜という人の作る物語の面白さに気付いたわけなんですけど、さて映画はどうなんだろうか？　監督としての三谷幸喜という人はどうなんだろうか？　そんな気持ちでこの『THE 有頂天ホテル』を見たわけです。<br />
<br />
物語の舞台は大晦日のホテルアバンティ。ホテルの威信のかかったカウントダウンパーティーまであと２時間。この大晦日を何事もなく無事に終えることを願う副支配人の新堂（役所広司）らホテルのスタッフたち。しかし、次から次へとトラブルが発生する……というのがこの映画のストーリーです。<br />
<br />
何せ登場人物が多いです。おまけに主役級の俳優が続々と登場するオールスター映画です。正直、僕は所謂「オールスター映画」というのは、どうも顔見世的になってしまって、作品としてはイマイチな印象を持ってたんですけど、この映画は配役に無駄が無い。全ての登場人物にそれぞれがそこにいる意味を持っている。そういう感じですね。<br />
<br />
このドラマの笑いの構造って、最初にちょっとしたきっかけがあって、それが後になるほどどんどん大きくなっていくというパターンに、ほぼ全ての笑いが当てはまってるんじゃないかと思います。具体的には新堂が別れた奥さん（原田美枝子）に見栄を張ったばかりに、その嘘をつきとおす為に泥沼にハマっていく構図とか。ハナ（松たか子）が愛人に間違われて、それを気付かれないようにする構図もパターンとしては同じなんですけど、不思議と映画観てる時は同じに見えない。ここに抜群の上手さを感じるんですよね。<br />
<br />
多分、三谷幸喜って人は、小さい嘘をつき通すために、どんどん嘘を重ねてエスカレートしていく話が好きなんだと思います。『警部補　古畑任三郎』なんて、毎回、基本的にはそういう話のバリエーションでしょ？　余談ですが大河ドラマ『新選組！』の第34回「寺田屋大騒動」は、このバリエーションの秀作だと思うので、未見の三谷ファンの方は一度お試しを。<br />
<br />
この映画は２時間の中で、いくつかの物語が同時に動いてるんですけど、それが絶妙に関連しあっていて、散漫な印象がない。細部まで丁寧に作りこまれてるからだと思います。ある意味でちょっと感動しましたね。<br />
<br />
<br />
DATA-----------------------------------------------<br />
THE 有頂天ホテル　（2006/日本） <br />
監督・脚本：三谷幸喜<br />
出演：役所広司、伊東四朗、生瀬勝久、戸田恵子<br />
　　　松たか子、香取慎吾、堀内敬子、オダギリジョー<br />
　　　川平慈英、石井正則、角野卓造、原田美枝子<br />
　　　佐藤浩市、浅野和之、篠原涼子、麻生久美子<br />
　　　唐沢寿明、寺島進、ＹＯＵ、奈良崎まどか<br />
　　　榎木兵衛、梶原善、西田敏行、近藤芳正<br />
　　　津川雅彦　他<br />
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<br />
<a href="http://www.uchoten.com/" target="_blank">『THE 有頂天ホテル』公式サイト</a><br />
]]></content></entry><entry><title>インファナル・アフェア</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://ginmaku.shumijin.net/?eid=404753" /><id>http://ginmaku.shumijin.net/?eid=404753</id><issued>2006-01-23T21:41:33+09:00</issued><modified>2006-01-23T12:41:33Z</modified><created>2006-01-23T12:41:33Z</created><summary>映画ファンを自称する人たちの中には、香港映画を一段下に捉えている人が少なくありません。確かに香港映画の全てが傑作名作とは言いませんが、それはハリウッド映画やヨーロッパ映画だって同じでしょう。では、何故、香港映画ばかりが一段下に見られるのか？　ズバリ言っ...</summary><author><name>ヤグチカイリ</name></author><dc:subject>ア行</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[映画ファンを自称する人たちの中には、香港映画を一段下に捉えている人が少なくありません。確かに香港映画の全てが傑作名作とは言いませんが、それはハリウッド映画やヨーロッパ映画だって同じでしょう。では、何故、香港映画ばかりが一段下に見られるのか？　ズバリ言ってしまえば、単純に香港映画のホントの傑作を見てない人が多いからです。そうう人に一言。とりあえず『インファナル・アフェア』を見てから、香港映画の話をしませんか？ <br />
<br />
18歳で香港マフィアの構成員となったラウ（アンディ・ラウ）は、ボスのサム（エリック・ツァン）の命令で警察学校に入学し、スパイとして警察組織に潜入する。同じく18歳にして警察学校でその能力をウォン警視（アンソニー・ウォン）に見出されたヤン（トニー・レオン）は潜入捜査官として潜り込む。やがて10年の歳月が流れ、ラウはサムに捜査情報を流しながら、サムから提供される敵対組織の情報を巧みに使ってエリートして警察で確固たる地位を築いていた。一方のヤンはサムの信頼を得て組織に溶け込む一方で、ウォン警視に情報を流し続けるが、正義の為に悪に手を染めるという矛盾の中で精神的にボロボロになっていく。ある麻薬の取引を巡って、ラウとヤンの運命が交差し始める……というのがストーリーの冒頭部分です。<br />
<br />
ラウとヤンのキャラクターっていうのは、完全に鏡に映したような設定です。善悪の狭間、自分の今いる場所に葛藤し苦悩する二人。立場は違うが同じような境遇にいる二人。しかし、ストーリーが進むにつれて、その二人の違いが浮き彫りになっていきます。無駄なく配置された登場人物と、巧妙に張り巡られた伏線。そして、それを形にする出演者の説得力のある演技。震えるくらいに面白いです。 <br />
<br />
僕の中ではこの作品に驚きはありません。この出演者とこのスタッフなら、当然、このくらいの映画は作れます。脚本、演出、映像、音楽、編集どこにも隙は見当たりません。僕みたいな屈折した香港映画ファンは、あまりの完成度の高さに逆に減点したくなるくらいに、この映画は文句なしに傑作です。<br />
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インファナル・アフェア　（2002/香港） <br />
監督：アンドリューラウ、アラン・マック <br />
脚本：アラン・マック、フェスリック・チョン <br />
出演：トニー・レオン、アンディ・ラウ <br />
　　　アンソニー･ウォン、エリック・ツァン <br />
　　　ショーン・ユー、エディソン・チャン <br />
　　　チャップマン・トウ、エルヴァ・シャオ <br />
　　　サミー・チェン、ケリー・チャン　　他<br />
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<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=syumijinotw-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B00077D94K&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>]]></content></entry><entry><title>正義だ！味方だ！全員集合！！</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://ginmaku.shumijin.net/?eid=401903" /><id>http://ginmaku.shumijin.net/?eid=401903</id><issued>2006-01-19T23:38:24+09:00</issued><modified>2006-01-19T14:38:24Z</modified><created>2006-01-19T14:38:24Z</created><summary>突然ですが質問です。貴方は『８時だよ全員集合！』と『オレたちひょうきん族』のどっちを見てました？　僕の場合、まず最初の30分は『全員集合』を見て、後半の30分は『ひょうきん族』を見るって感じでした。要するにどっちも大好きだったんです。そんなわけで、今日はド...</summary><author><name>ヤグチカイリ</name></author><dc:subject>サ行</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[突然ですが質問です。貴方は『８時だよ全員集合！』と『オレたちひょうきん族』のどっちを見てました？　僕の場合、まず最初の30分は『全員集合』を見て、後半の30分は『ひょうきん族』を見るって感じでした。要するにどっちも大好きだったんです。そんなわけで、今日はドリフターズ主演の『正義だ！味方だ！全員集合！！』を紹介しましょう。 <br />
<br />
小さな町を舞台に、レジャービル建設を巡って繰り広げられる騒動を描いた人情喜劇です。ドリフの面々の役どころは、いかりや長介と仲本工事が、たまたま町に流れ着いた詐欺師まがいのちんどん屋の親分子分。加藤茶が警察官志望だけどなかなか試験に受からない善良な青年。高木ブーは町の印刷屋。志村けんは町の巡査という配役です。基本的にはいかりや、仲本、加藤の三人がストーリーの中心になります。で、彼らが協力したり喧嘩したりしながら、レジャービル建設を目論むヤクザと対決していきます。ちなみにヤクザは伊東四郎です。 <br />
<br />
ベタな笑いの世界ですね。それこそ『全員集合』や『ドリフ大爆笑』のコントを90分に拡大したような感じです。ただ、90分通してちゃんと人情喜劇っていう基本線は抑えているので、意外と言っては失礼ですけど、きちんとした映画になってて、僕はなかなか楽しかったです。メインプロットのヤクザと市民の戦いと、サブプロットの加藤茶扮する青年の成長物語が、上手い具合に最後でまとまってました。 <br />
<br />
それにしても、さすがに30年近く前の作品ですから、ドリフの面々、若いです。ただ、いかりや長介はこの当時からいい味出てますね。現在では『踊る大捜査線』での日本アカデミー賞助演男優賞の受賞などで、すっかり性格俳優としての地位を確立した感もありますけど、この頃のこういった作品への出演やコントなんかが、土台にあるのは間違いないでしょうね。<br />
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DATA-----------------------------------------------<br />
正義だ！味方だ！全員集合！！　（1975/日本） <br />
監督：瀬川昌治 <br />
脚本：加瀬高之、瀬川昌治 <br />
出演：いかりや長介、高木ブー、志村けん、仲本工事 <br />
　　　加藤茶、榊原るみ、伊藤蘭、藤村美樹、田中好子 <br />
　　　笑福亭鶴光、鈴木ヒロミツ、財津一郎、金子信雄 <br />
　　　ミヤコ蝶々伊東四郎　他<br />
----------------------------------------------------]]></content></entry><entry><title>座頭市</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://ginmaku.shumijin.net/?eid=401239" /><id>http://ginmaku.shumijin.net/?eid=401239</id><issued>2006-01-18T23:56:11+09:00</issued><modified>2006-01-18T14:56:12Z</modified><created>2006-01-18T14:56:11Z</created><summary>気がつけば「世界のキタノ」になっていたビートたけし。僕の中ではやっぱり「タケちゃんマン」なんですが、既にその評価はタレント監督っていうカテゴリからはハミ出してます。そんな彼の最新作『座頭市』を紹介します。 

ある宿場を訪れた盲目の按摩師・市（ビートたけし...</summary><author><name>ヤグチカイリ</name></author><dc:subject>サ行</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[気がつけば「世界のキタノ」になっていたビートたけし。僕の中ではやっぱり「タケちゃんマン」なんですが、既にその評価はタレント監督っていうカテゴリからはハミ出してます。そんな彼の最新作『座頭市』を紹介します。 <br />
<br />
ある宿場を訪れた盲目の按摩師・市（ビートたけし）。その宿場はヤクザの銀蔵（岸部一徳）と両替商の扇屋（石倉三郎）によって牛耳られていた……と言うところからストーリーは始まりますが、この物語の主人公は市ではなく、病気の妻を連れて宿場に流れ着いた凄腕の浪人（浅野忠信）や、家族の仇を探して旅をする姉弟（大家由祐子、橘大五郎）のドラマの方が明らかに描き込まれてます。で、市はそのドラマの登場人物ってポジションですね。個人的には、ちょっとストーリーの焦点が定まってなくて、誰の視点が物語が展開してるのかが曖昧な感じになったのが惜しいなって感じました。 <br />
<br />
以前、『たそがれ清兵衛』を紹介したときには、時代劇というジャンルの限界を指摘しました。でも、この映画を見て、まだ時代劇には枠を広げる余地があると考えが変わりました。<br />
<br />
この映画のどこにそれを感じたかって言うと、市の金髪です。これまでにも時代劇に金髪のキャラが登場したことが皆無ってことはないと思うんです。でも、そいつらには「南蛮の血が混じってる」とかそういうもっともらしい理由っていうのがあって、それは劇中で説明されたり暗示されたりしてたと思います。しかし、この映画の場合、理由も説明もなく何事も無かったように市の金髪は世界に許容されています。初めは時代劇なのに理由もなく金髪な市に少なからず違和感を覚えましたが、時間が経つにつれ、市が金髪であることが当然のように思えるようになりました。多分、これが僕の中で時代劇の枠が広がった瞬間でしょう。<br />
<br />
考えてみれば『座頭市』という作品は、勝新太郎の頃から『新座頭市　破れ！唐人剣』（香港の"片腕ドラゴン"ことジミー・ウォングが出演）で時代劇にカンフーを持ち込んで枠を広げたりしてましたからね。時代劇の可能性はまだまだ奥が深そうです。<br />
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DATA-----------------------------------------------<br />
座頭市　（2003/日本） <br />
監督・脚本：北野武 <br />
原作：子母沢寛 <br />
出演：ビートたけし、浅野忠信、大楠道代、夏川結衣 <br />
　　　大家由祐子、橘大五郎、ガダルカナル・タカ <br />
　　　岸部一徳、石倉三郎、柄本明　他<br />
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<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=syumijinotw-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B0000A9D4A&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>]]></content></entry><entry><title>シンドバッド　７回目の航海</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://ginmaku.shumijin.net/?eid=399864" /><id>http://ginmaku.shumijin.net/?eid=399864</id><issued>2006-01-17T23:08:10+09:00</issued><modified>2006-01-17T14:08:10Z</modified><created>2006-01-17T14:08:10Z</created><summary>2003年現在、デジタル技術を駆使することで映画の中では、ありとあらゆる世界を表現することが可能になりました。しかし、そんなデジタル技術なんて、まだない時代。今から50年近く前に、信じられない世界をスクリーンの中に作り出した映画があります。『シンドバッド　７...</summary><author><name>ヤグチカイリ</name></author><dc:subject>サ行</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[2003年現在、デジタル技術を駆使することで映画の中では、ありとあらゆる世界を表現することが可能になりました。しかし、そんなデジタル技術なんて、まだない時代。今から50年近く前に、信じられない世界をスクリーンの中に作り出した映画があります。『シンドバッド　７回目の航海』がそれです。 <br />
<br />
邪悪な魔術師の呪いで、婚約者のパリサ姫（キャスリン・グラント）を小さくされてしまったシンドバッド（カーウィン・マシューズ）。シンドバッドは姫にかけられた呪いを解くために、一つ目巨人"サイクロプス"や怪鳥"ロック"が待ち受ける島への航海に出発する……と言うのが、大まかなストーリーです。多分、みなさんご存知の『アラビアンナイト』を題材にした作品なんですが、正直、ストーリー的には、そんなに驚くべき部分はないです。やっぱり、この映画の最大の魅力は登場するクリーチャーたちでしょう。 <br />
<br />
この映画には前述のサイクロプスやロック以外にも、ドラゴン、骸骨剣士、蛇女といったクリーチャーが続々と登場します。50年前の映画ですから、当然、まだＣＧなんて技術はありません。ここで使われてるのはモデル・アニメーションという技術です。これは模型を少しずつ動かして、１コマごとに撮影していくという手間のかかる手法です。そして、この映画の特撮監督であるレイ・ハリーハウゼンは"モデル・アニメーションの魔術師"の異名を取ったほどの名匠として知られています。<br />
<br />
「アニメーション」という言葉には、もともと「命を吹き込む」という意味があるそうです。この映画に登場するクリーチャーたちは、まさにただの模型からハリーハウゼンの魔法によって、命を吹き込まれたように画面の中を動き回ります。何か映画のロマンを感じませんか？ <br />
<br />
ＣＧ全盛の現在の映画と比べると、リアリティという部分では、どうしたって敵いっこないんですけど、モデル・アニメーションで作り出されたクリーチャーたちのアナログで独特な動きが逆に、僕には新鮮に映りました。<br />
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DATA-----------------------------------------------<br />
シンドバッド　７回目の航海　（1958/アメリカ） <br />
監督：ネイザン・ジュラン <br />
脚本：ケネス・コルブ <br />
出演：カーウィン・マシューズ、キャスリン・グラント <br />
　　　トリン・サッチャー　他<br />
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<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=syumijinotw-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B0000T02JU&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>]]></content></entry><entry><title>ニューヨーク・デイドリーム</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://ginmaku.shumijin.net/?eid=396245" /><id>http://ginmaku.shumijin.net/?eid=396245</id><issued>2006-01-13T20:02:53+09:00</issued><modified>2006-01-13T11:02:53Z</modified><created>2006-01-13T11:02:53Z</created><summary>中国語圏の映画俳優で日本国内で最も知名度を得ているのは、多分、ジャッキー・チェンです。では２番目は？　チョウ・ユンファ？　ジェット・リー？　いやいや、きっと金城武ではないかと僕は思います。そんな金城武がアメリカで初主演を果たした『ニューヨーク・デイドリ...</summary><author><name>ヤグチカイリ</name></author><dc:subject>ナ行</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[中国語圏の映画俳優で日本国内で最も知名度を得ているのは、多分、ジャッキー・チェンです。では２番目は？　チョウ・ユンファ？　ジェット・リー？　いやいや、きっと金城武ではないかと僕は思います。そんな金城武がアメリカで初主演を果たした『ニューヨーク・デイドリーム』を今回は紹介します。 <br />
<br />
ニューヨークで生活する日本人青年のケンジ（金城武）は、ある日、夢の中で死神（ミラ・ソルヴィーノ）に出会う。やがて眠りから覚めた現実の世界でも死神はケンジの前に現れ、彼に12時間後の死を宣告する……死を宣告されたケンジが自分自身のアイデンティティを求めてニューヨークを彷徨い歩き、様々な人との出会いと別れを繰り返す姿を描きます。 <br />
<br />
この映画、一応、アメリカ映画ってことになってますが、韓国資本で製作され、監督も韓国人と実際には正真正銘の韓国産インディーズ映画だということは、意外に知られてません。<br />
<br />
作品の中でドイツ人からパキスタン人までいろんな国の人が登場し、それぞれの人種や民族的な背景を時にユーモアとして、時にシリアスに劇中に盛り込もうとしてます。必ずしもそれが効果を挙げてるとは言い難い部分もありますが、何かそういう部分にアメリカ社会の外にいる人間によって作られた映画って印象がありますね。<br />
<br />
で、そんな多彩な人種が登場する映画なのに、僕には日本人だけが不在の映画に思えて仕方なかったです。金城武は確かに日本人の父親を持ち、日本語も堪能ですがアイデンティティの根っこの部分は台湾人だと思うんですね。それを演出してるのも韓国人監督ですから、日本人の僕から見ると、主人公のケンジは「ちょっとズレた日本人」と映りました。結末の付け方なんて、いかにも外国人の思い描く日本人像って感じです。まあ、その微妙なギャップが僕的には、ちょっと面白かったんですけどね。 <br />
<br />
主演の金城武も好演してますが、僕としてはミラ・ソルヴィーノと韓国代表のセクシー女優キム・ヘスの方が印象に残りました。美人は得ですな。<br />
<br />
<br />
DATA-----------------------------------------------<br />
ニューヨーク・デイドリーム　（1998/アメリカ） <br />
監督・脚本：チン・ウォンスク <br />
出演：金城武、ミラ・ソルヴィーノ <br />
　　　マイケル・インペリオリ、ジーノ・レクナー <br />
　　　ジェフリー・ライト、ビル・セイジ、キム・ヘス <br />
　　　ベン・ギャザラ、グレチェン・モル　他<br />
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<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=syumijinotw-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B00005HN56&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>]]></content></entry><entry><title>機動警察パトレイバー２ the Movie</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://ginmaku.shumijin.net/?eid=395741" /><id>http://ginmaku.shumijin.net/?eid=395741</id><issued>2006-01-12T23:20:31+09:00</issued><modified>2006-01-12T14:20:31Z</modified><created>2006-01-12T14:20:31Z</created><summary>世界を席捲するジャパニメーション。その中心にいる１人が押井守です。『機動警察パトレイバー２ the Movie』は彼の代表作とも言える作品です。 

謎の戦闘機によるベイブリッジの爆破を発端に、次々と現出する軍事的脅威の前に日本は緊張状態に陥る。そして、激発した自衛...</summary><author><name>ヤグチカイリ</name></author><dc:subject>カ行</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[世界を席捲するジャパニメーション。その中心にいる１人が押井守です。『機動警察パトレイバー２ the Movie』は彼の代表作とも言える作品です。 <br />
<br />
謎の戦闘機によるベイブリッジの爆破を発端に、次々と現出する軍事的脅威の前に日本は緊張状態に陥る。そして、激発した自衛隊と警察による厳戒態勢が敷かれる東京。一方で警視庁特車二課隊長の後藤は、PKOで東南アジアに派遣されたまま行方不明になっている元自衛官・柘植をこの事件の容疑者として追い始める……2002年の東京を舞台に"現代日本に戦争は起こり得るか？"というテーマをリアルにシミュレーションしたＳＦアニメです。<br />
<br />
一応、人気ロボットアニメシリーズ『機動警察パトレイバー』の劇場版ということになっていますが、最早、『パトレイバー』である必然はほとんどなく、クライマックスでシリーズの主人公たる特車二課を活躍させることで、かろうじてロボットアニメの体裁と『パトレイバー』シリーズのファンへのせめてもの義理を果たしたというところでしょう。 <br />
<br />
この映画は群像劇として、様々な登場人物がそれぞれの立場でそれぞれの理念などを語るわけですが、実際にはその誰もが狂言回しに過ぎず、リアルな手順を踏んで描き出される戦争状態に陥った東京。この東京こそがこの映画の主人公に他ならないと僕は思うわけです。<br />
<br />
「欺瞞に満ちた平和と真実としての戦争」「戦線の後方に過ぎない日本」……登場人物の口を借りて次々と紡ぎ出される言葉は確かに日本の現在の、ある一面を物語っているように思えます。よくよく考えなくても、説教くさい台詞が延々と続くんですが、それをそう見せないのは押井守の映像作家としてのセンスでしょう。 <br />
<br />
ジェームズ・キャメロン、ウォシャウォスキー兄弟など内外のクリエイターに多大な影響を与え続ける押井守。日本映画やアニメといったジャンルわけは、彼にとって余りにも狭すぎるのかも知れません。 <br />
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<br />
DATA-----------------------------------------------<br />
機動警察パトレイバー２ the Movie　（1993/日本） <br />
監督：押井守 <br />
脚本：伊藤和典 <br />
出演（声）：冨永みーな、古川登志夫、大林隆之介 <br />
　　　榊原良子、池水通洋、ニ又ー成、郷里大輔、千葉繁 <br />
　　　阪脩、竹中直人、根津甚八　他<br />
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<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=syumijinotw-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B00012T0I0&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>]]></content></entry><entry><title>アラン・スミシー・フィルム</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://ginmaku.shumijin.net/?eid=393998" /><id>http://ginmaku.shumijin.net/?eid=393998</id><issued>2006-01-10T13:18:26+09:00</issued><modified>2006-01-10T04:18:26Z</modified><created>2006-01-10T04:18:26Z</created><summary>1960年代に初監督作品を世に送り出して以来、ＳＦからラブストーリーまで実に多彩で幅広いジャンルに渡って、現在に至るまで数十本の映画を監督したアラン・スミシーというハリウッドの映画監督がいます。にも関わらず、彼の姿を見た人は今もって誰もいない謎の存在。そん...</summary><author><name>ヤグチカイリ</name></author><dc:subject>ア行</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[1960年代に初監督作品を世に送り出して以来、ＳＦからラブストーリーまで実に多彩で幅広いジャンルに渡って、現在に至るまで数十本の映画を監督したアラン・スミシーというハリウッドの映画監督がいます。にも関わらず、彼の姿を見た人は今もって誰もいない謎の存在。そんな彼を描いた作品が、本日、紹介する『アラン・スミシー・フィルム』です。 <br />
<br />
ホントのことを言ってしまうと、"アラン・スミシー"なる映画監督は実在していません。しかし、映画のデータベースなどで実際に検索してみれば『デューン／砂の惑星・特別篇』などの作品で監督の名前としてクレジットされています。これはどういうことでしょう？<br />
<br />
実は"アラン・スミシー"という名前は監督が自分の意図と違う作品になってしまった時や、監督が完成直前に降板してしまった時に、全米監督協会に申請して使用する架空の名義なんです。前述の『デューン／砂の惑星・特別篇』の場合、本来の監督はデヴィッド・リンチです。他に有名なところだと『ハートに火をつけて』のデニス・ホッパーなんかも"アラン・スミシー"の名義を使ってるみたいです。 <br />
<br />
で、非常に前置きが長くなりましたが、この『アラン・スミシー・フィルム』ではシルベスタ・スタローン、ウーピー・ゴールドバーグ、ジャッキー・チェンという三大スター共演、２億ドルの制作費という超大作映画『トリオ』の監督が、作品の出来に納得できずマスターフィルムを持って逃走します。納得できないなら"アラン・スミシー"名義で公開すればいいだろってことになるんですが、この監督の本名がホントに"アラン・スミシー"だったという話です。<br />
<br />
基本的には映画関係者の証言という形で、ストーリーは進んでいきます。プロデューサーや出演者のインタビューっていう形で構成されていて、ハリウッドの内幕を描いたコメディなんですけど、かなり退屈です。何せ関係者が順番に出てきて事件の顛末を語るだけの展開ですからね。超豪華なキャスティングに、抜群に面白いアイデアが生きてない。勿体無いなあ。<br />
<br />
<br />
DATA-----------------------------------------------<br />
アラン・スミシー・フィルム　（1998/アメリカ） <br />
監督：アーサー・ヒラー <br />
脚本：ジョー・エスターハス <br />
出演：ジョー・エスターハス、ライアン・オニール、 <br />
　　　ナオミ・キャンベル、ビリー・ボブ・ソーントン <br />
　　　シルベスター・スタローン、ジャッキー･チェン <br />
　　　ウーピー･ゴールドバーグ　他<br />
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<br />
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<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=syumijinotw-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B00005QYPM&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>]]></content></entry><entry><title>SAYURI</title><link rel="alternate" type="text/html" href="http://ginmaku.shumijin.net/?eid=392936" /><id>http://ginmaku.shumijin.net/?eid=392936</id><issued>2006-01-09T01:19:52+09:00</issued><modified>2006-01-08T16:21:35Z</modified><created>2006-01-08T16:19:52Z</created><summary>世の中には不思議な映画があります。アメリカで作られてるのに日本が舞台で、日本人の役を中国人がやってて、おまけに英語台詞の日本語字幕……と、いうコトで今回紹介する映画は『SAYURI』です。

幼き日に花街の置屋に売られた千代（大後寿々花）。ある日、希望を失い絶望...</summary><author><name>ヤグチカイリ</name></author><dc:subject>サ行</dc:subject><content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="ja"><![CDATA[世の中には不思議な映画があります。アメリカで作られてるのに日本が舞台で、日本人の役を中国人がやってて、おまけに英語台詞の日本語字幕……と、いうコトで今回紹介する映画は『SAYURI』です。<br />
<br />
幼き日に花街の置屋に売られた千代（大後寿々花）。ある日、希望を失い絶望の中で泣いていた彼女は"会長さん"と呼ばれる一人の紳士（渡辺謙）に優しくなぐさめられる。その時から千代は「いつか芸者になって"会長さん"との再会を望ようになり、やがて彼女は才能を開花させ花街一の芸者・さゆり（チャン・ツィイー）と呼ばれるようになる……と言うのが、この映画のお話です。日本人キャストの出演が話題になってますけど、ハリウッドでは既にお馴染みの渡辺謙、工藤夕貴は勿論、役所広司、桃井かおりの二人も僕からすればとても自然に英語の台詞を喋ってました。あと、密かに舞の海もハリウッドデビューを飾ってます。<br />
<br />
正直言って、観始めてから最初のうちはこの映画にかなり違和感を感じてました。登場人物の多くは設定上「日本人」。にも関わらず、彼女たちは英語を話します。で、僕は日本の漫画とかでアメリカやヨーロッパを舞台にした作品で登場人物たちが日本語を話してるのと同じように、映画の中の世界では日本語を喋ってるんだけど、スクリーンの外には英語に翻訳された音声が聞こえてるって解釈をしてたんです。しかし、厄介なことにはこの映画の中の人たちは時々、日本語も混じるんで、そこの感覚が曖昧になってしまう。僕の感じてた違和感の正体はコレですね。<br />
<br />
さらに主人公の「さゆり」を始め、基本的に登場人物の固有名詞は台詞上でもそのままです。例えばコン･リー演じる「初桃」が台詞上では「first time peach」とはならないわけですが、何故か工藤夕貴演じる「おカボ」は台詞上では「pumpkin」と呼ばれてました。で、実を言うとここで僕の中では、これはこういう世界なんだと割り切りました。<br />
<br />
この映画が描いているのは、「昭和初期の日本の花街」ではなくて、「昭和初期の日本の花街をモデルにした架空の世界」なんです。それは例えば、「ドラゴンクエスト」が「中世ヨーロッパをモデルにした架空の世界」を舞台にしてるのと同じことです。この『SAYURI』の世界では「英語に時々、日本語が混じったような言語」が使われてるわけです。言わば「SAYURI語」ってとこでしょうか。そうと決まってしまえば、若干、日本人からすると違和感を覚えるディテールも全部「アリ」だと思えるようになり、僕の違和感は消えました。違和感が消えてしまうと、これはなかなか面白い。<br />
<br />
基本的にこの映画って「少女マンガ的なスポ根」だと思うんです。『エースをねらえ！』とか『アタックNo.1』とか、スポ根ではないけど『ガラスの仮面』とかそういう感じです。キャラクターの配置を見てみると、主人公のさゆりの才能を見抜いて育て上げる豆葉（ミシェール・ヨウ）。さゆりを徹底的に苛めるライバルの初桃。さゆりの親友だけどわけアリのおカボ。そして、憧れの"会長さん"。いかにも押さえた配置じゃないですか？　で、僕はこの映画を少女のサクセスストーリーとして楽しませてもらいました。<br />
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実はこの映画を見た直後は「この映画は日本で、日本人のスタッフとキャストで作って欲しかった！」と声を大にしてたわけなんですけど、今にして改めて考えてみると、これはハリウッドで作られたからこそ、ある種のサクセスストーリーとして面白く仕上がったように思います。テーマ的には決して明るく軽い話ではなくて、やっぱりそれなりに重くて暗い面もあるんです。でも、この映画は必要以上に重くも暗くもなっていないのは、ハリウッド映画だからこそかも知れません。もし、これが日本で作られたなら、もっと違った感触の作品になったと思います。それは多分、僕の好みとはちょっと違った方向に向いた作品になったでしょう。そんなわけで、この映画は結果論かも知れませんけど、こういう作られ方で幸せだったと僕は思います。<br />
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さて、最後にこの映画の憎まれ役。意地悪な姐さん初桃を演じるコン・リーについて少し書きます。僕は未だに彼女はアジアを代表する女優の一人だと思ってて、実際、この映画でも素晴らしい芝居を見せてくれます。こういう陰のある役はホントに上手い。しかし、。僕は一番魅力的なコン･リーを見れる映画はチャウ・シンチーと共演の『ゴッドギャンブラー３』だと思ってます。『SAYURI』でシリアスなコン･リーを見た人は、是非とも『ゴッドギャンブラー３』の明るく軽いコメディな彼女を見てください！<br />
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SAYURI　（2005/アメリカ） <br />
監督：ロブ・マーシャル<br />
原作：アーサー・ゴールデン<br />
脚本：ロビン・スウィコード、ダグ・ライト<br />
出演：チャン・ツィイー、渡辺謙、ミシェール・ヨー<br />
　　　役所広司、桃井かおり、工藤夕貴、コン・リー<br />
　　　大後寿々花、ケイリー＝ヒロユキ・タガワ　他 <br />
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